早朝グエル公園を訪問。
こちらはカサ・ビセンス。
ガウディが初めて手掛けた住居。
中には入らなかったが特徴的な外観が目につく施設。
スペイン南部にあるアルハンブラ宮殿の様式やキリスト教・イスラム教建築を融合したスペイン独自様式の影響を受けているそうだ。
青が基調となっているデザインのようだ。
観光客が多く集まっていた。
建物内部は深海や海底洞窟をイメージしたもので海底にいるかのような気分だ。
ガラスモザイクも海面の反射をイメージしたかのようなもので印象的な色使い。
見学ツアーではスマホのようなデバイスを渡されてどういうイメージでデザインされているのかが解説される面白い形のツアーだ。
これを通して建物内を色々見渡すと色々なものが浮かび上がってくる。
この特徴的な形の煙突は立ち上る煙をイメージしてのデザイン。
昼時は近くにあったバルで食事。
スペイン料理定番のタパスに挑戦だ。
タパスとは小皿のことで、野菜や肉や魚介など様々な種類がありこれを複数好きなものを注文していくスタイルだ。
さてさて次にやってきたのはカサ・ミラ。
カサ・バトリョが海をイメージした者に対して、こちらは山をイメージした対照的なもの。
カサミラの内部。
曲線が印象的な建物のデザインで直線はほぼ排除されているようだ。
屋上エリアは山脈の稜線をイメージしているのだとか。
そしてバルセロナ観光の目玉であるサグラダファミリアへと移動。
特徴的な見た目と永遠に終らない工事のためにたっている大型クレーン。
当然ながら観光客は沢山群がっている。
人数制限をするために予約をしないと中には入れない。
内部の柱は枝分かれしており木をイメージしていて森のような空間をガウディは作ろうとしたそうだ。
ステンドグラスを通して中へと入って来る光が色とりどりに輝く。
日光の傾きによっても色合いが変わっていくそうだ。
事前に塔に登れるチケットを予約したのでエレベーターで上まで上がり、そこから途中の景色や塔内部をみながら階段で下へと降りていく。
見事な螺旋階段。
外からの全景はこんな感じ。
サグラダファミリアからカタルーニャ音楽堂へと移動しようとすると人の二倍以上もある大きな人形に遭遇した。
どうやらこの時期に開かれる予定のバルセロナ最大の祭りメルセ祭りの予行演習かなにかのようだ。
メルセ祭りはこの巨大な人形の他にもなにより人間の塔が世界的に有名だ。
さてカタルーニャ音楽堂。
こちらも世界文化遺産となっている歴史ある建物だが外観は意外にも近代的。
しかし中へ入って上へと上がっていくと往時からの姿をみせる。
素晴らしい天井のステンドグラス。
ここは現在でもコンサート会場としてイベントに使われていている。
こんな場所で音楽を聴けたら最高だろう。
さてこの日の夜はあらかじめ予約しておいたブッフェとフラメンコを楽しむ。
しばらくブッフェでお腹を満たした後に見学したフラメンコはまじかでの鑑賞で凄い迫力だった。
タップダンスのようでもあるがとても激しくて情熱的な踊り。
ダンサー達がなんとなく一般のスペイン人とは見た目が異なる気がしたが、元々は旅芸人であるロマ(かつてはジプシーなどと呼称)の文化だからだろうか。