フランスのパリにあって世界的に有名なルーブル美術館。
実はその別館が中東にもある。
30年間の名前の使用量だけで4億ユーロ。
建物自体の建築費用の5倍以上にもなる。
欧州や日本、あるいは中東でもペルシャやレバント地区、古代文明の存在したエジプトやバーレーンなどと異なり目立った歴史や芸術文化も存在しないUAEにとって、金で買ったようなものとはいえこうした文化施設は非常に大きな存在となる。
地域柄なのか欧州や東アジア地域だけでなく中東・南アジア・中央アジア・アフリカ地域の作品も多いように感じた。
ミイラ。フランスはナポレオンのエジプト遠征で多くの美術品を持ち帰っているはずなので、それらが同じアラビアのUAEにルーブル美術館として展示されているのは何とも不思議だ。
日本の屏風も展示。
世界地図と日本地図が描かれている。
かつて展示されていたナポレオンの絵。
教科書などでもよう見る構図の絵だ。フランスからの借用期間が過ぎてしまったのか2023年現在では展示されていない模様。
ナポレオンの各地への遠征によりフランスは一時期多くの美術品が世界中から集まったという。
見覚えのある考える人の銅像も。
アラビア文字をイメージしているのだそう。
アブダビ島に隣接するサディヤット島の端っこに位置するため、海が館内にまで。
美術品鑑賞だけでなくフォトスポットとしても人気の場所だけある。