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【世界旅ブログ】アジアの辺境・奥地へ

【VIPだらけの首都ティンプー観光】ヒマラヤ南麓横断旅2:信号機のない国に唯一ある信号とは?

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さてこれから秋篠宮インドのモディ首相が空港から首都まで移動するという事なので道路が封鎖される前に首都ティンプーへと移動。 

谷間を走る道路は景色が最高だ。

移動中に何度か橋を渡るのだが, しばしばインドの支援で建設されたという英語の看板を見かける。

両国の経済的な結びつきの強さがよく分かる。

反対側の中国とはヒマラヤ山脈がそびえており整備された道路も特にない。経済的にはインドにかなり依存しているだろう。

  

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移動中にすれ違った警察関係の車列。

これからVIPの移動があるのでその警護のためだろうか。

 

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首都ティンプーに到着。

先ずはお昼ご飯の時間。

あまりにも多くて実質バイキングのよう。

 

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レストランにはチベットらしき風景の絵やブータン王室の絵が飾ってある。

この二種類の絵はこの後の旅でもしばしば見かける写真だ。

 

食事後にようやく観光開始。

あんまり自動車の走っていないブータンだが, この日はVIPが来ていて交通規制があるため街中は渋滞気味であった。

ティンプー周りの行き先はガイドにお任せにしてみたところ最初に連れてこられたのが山の中腹にある巨大な仏陀がある寺院。

 

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とてつもなく大きいためインパクトはあるのだが, どうやら最近建てられたものらしく観光ガイドブックなどにも記載されていない。

 

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その後訪れたのが博物館。

ブータンでは必ずガイドを付けて観光しなければならず旅程表もビザ取得時に提出するのだが, 自分の場合はざっくり街の場所を指定しておいたぐらいで具体的な訪問施設は当日にガイドと相談して決定していった。

 

 

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博物館の建物もブータン風。

 

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ブータンの家庭での伝統的な暮らしぶりが展示。

ちなみに現代ではテレビでボリウッドが人気で文化的にもインドの影響が強いようだ。

それから何故か日本アニメのGENJI, CROW (多分クローズの事?) が少し前に流行していたのだそうだ。

 

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お米やワイン。

ブータン米食だ。

アルコールはアラという米からつくる米焼酎のような地酒が主流であるもののワインなど様々なものを作っているそうだ。

しかも家庭で醸造することも多いのだとか。

自家製なので当然各家庭で味が少し違うのだろう。

 

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トウガラシや織物

 

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建物内の展示は撮影禁止だったので途中省略。

次までの移動中に王宮があった。中には入れないようだ。

 

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見つけた注意喚起の看板。 

ドラッグはまだしもアルコール・タバコまでもが禁止されている。

ガイドはタバコはこっそり吸っているんだとか。

 

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やってきたのはこの国の名物であるターキンという国獣。
 

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なんかアルパカのようなゆるキャラ属性がある気がする。

 

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まったりした気分に浸ったら, また次の場所へと移動。

訪れたのは紙漉き工場。

 

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ここでは昔ながらの技法で紙を作っているようだ。

製紙作業における独特のにおいが立ち込める。

 

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自分以外にも欧米人のツアー客が訪問していた。

働いているのが皆女性だが, そういえばブータン世界的にも珍しい女系社会

しかも結婚を式として祝う文化がなく, 特により田舎な東部において夜這い文化があるのだ。

ただガイド曰く最近では近代化の影響で変わってきてはいるそうだ。

 

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ここまででガイドによる本日のツアーは終わり。

他にも国立図書館など行ってみたいところが多々あったのだが, VIP訪問のため閉まっている施設が多く断念

一旦ホテルで一休憩してから街ブラに出かける。

 

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ホテルの前が大きな時計台広場になっているのだが, ホテル下の階段のところが野犬の溜まり場と化していて外出するにも一苦労だ。

お昼前に両替したところ。

この国にはどうも両替所のような場所がないらしくレジすらない普通の雑貨屋みたいなところでおばちゃんが両替してくれる謎システム

ブータン以外の国の感覚だと怪しすぎて偽札なんじゃないかと疑ってしまうが, どうもこの国では日本の田舎町のような住人全員知り合いだから騙される事ないという感覚でやり繰りされているようだ。

 

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ブータンには信号機が存在しない

その代わりに唯一存在しているのがここ。

手旗信号で運営されていて国中で唯一信号のある交差点なのだ。

なんという辺境の国だろうか。

しかもこの交差点は奥が王宮になっていてVIPが通る場所なのだそうだ。

 

秋篠宮家の夏休みとインドのモディ首相訪問に偶然かぶってしまっため, この日も通るんじゃないかと薄々期待していたら本当にVIPの車列が通りがかった。

基本的に車の通行料が少ないため, 道路を横切る歩行者がひっきりなしにいるのだが, この時ばかりは大量の警察官により歩行者がちゃんと両側にある歩行者通路に押しやられていた。

 

そしてこの時通ったのはインドのモディ首相であった。

最初ありがちな黒い車が沢山通ったかと思いきや後ろからトラックが後から付いてきていてその上にスナイパーの警察官(もしくは軍人)数人が銃を構えながら襲撃してくるやつがいないか常時両側の人達に対し警戒している。

いくらVIPとはいえそこまでするのかと驚くあまり, その時の写真は撮り忘れてしまった。

 

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でもよくよく考えればブータンは対立するインドと中国に挟まれた国

しかも近年でも中国との領土紛争で軍事衝突が起きた場所だ。

www.epochtimes.jp

 

この感じだとおそらく国境管理もきっちりとはやっていないだろうから変な奴が潜り込んでくるリスクは当然あるだろう。

(この後に国境を通ったが, 実質やろうとさえ思えば自由に通行できる状況だった)

しかも中国の内政的には非常に不安定なチベット地域とも接するだけにそれだけセンシティブにならなければいけないのかもしれない。

なにせチベット仏教が多数派の唯一の国なのである。

 

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バスターミナル。

そしてそこ面するペットショップのかわいらしい子供。

 

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適当にブラブラ歩いていたところ見つけたのがアーチェリー場

ブータンでは国技ともいえる国民的スポーツである。

 

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ただ防護壁とか十分なスペースもなく非常に危険な環境ではある。

そして伝統的な暮らしを守るブータンの人達が西洋製のアーチェリーの弓矢を使いこなすのは違和感もあるが, 皆アーチェリーを楽しんでいる。

ちなみにブータンでは弓矢だけでなく地方の名家では帯刀している人もいるらしい。

アーチェリーについては後日しっかり見学する機会があったので後程そちらの記事でも記載する。

 

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この後やってきたのはアーチェリー場の隣にあったサッカー場

どうやらブータンにも国内リーグがあるようでその試合があるようだ。

しかも入場は無料

 

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一旦ホテルで晩御飯。

 

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夜中の信号の交差点。

地元の人は気にしていないようだが, 野犬がめちゃめちゃうろついている。

 

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多くはないがよくよく探すと国際的なチェーン店も存在。

といってもパクリ疑惑で叩かれている店だが。。

 

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一本それると電灯などなく真っ暗。

ただブータンの人達の気質もあるからか治安の悪さは感じられない。

 

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市場を発見。

 

 

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大きな建物がでてきた・・と思ったらこれがまさかの橋。

どうやらブータンの伝統的な建築様式で橋が架けられているようだ。

 

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木造でとても立派な橋。

しかし, 向こう岸へと渡っても特段何もなくひたすらシャッター街が続く。

どうやら時間帯によってはここも市場として開いているようだ。

 

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怪しい建物に潜入してみたが, 特に何もなかった。

 

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ビリヤードができる場所も

夜中は子供が道路の真ん中でサッカーをしているが, 特に誰も注意する事なくそれが当たり前であるかのように振舞っている。

 

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続く

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【秋篠宮家と同行する皇室の夏休み】ヒマラヤ南麓横断旅1:幸せの国ブータンに敷かれたレッドカーペット

2019年夏。ある旅を思い付く。

それがヒマラヤ山脈南麓地域である

ブータン・インド北部・ネパールの陸路旅だ。

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航空機代や時間の制約によりこれまでどうしても東南アジアの多かった自分にとっては本格的にそれ以外の地域に進出した旅となった。

そして最初に訪れるのが旅人に人気のインドでもネパールでもなく, ブータンである。

ブータンは国の規定によりバックパッカーのような格安旅行ができないため, ある程度の予算が必要だが, 幸せの国として2011年東日本大震災後に訪れた国王の国会での演説が日本人にとって印象的だった興味深い国である。


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そんな神秘の国へと旅立つ。

ただブータンへは航空路線が限られていてバンコクシンガポール・インドからの飛行機となるが日本からだと位置関係から遠回りを避ければバンコクから入るのが一般的。

バンコクを経由してスワンナプームにて搭乗する。

チェックインの際には僧衣を纏った僧侶が列に並んでいたのが既にブータンらしい。

しかも一般人とは別扱いでタイと同様に僧侶の社会的地位は高いようだ。

飛行機の出発は早朝で, 乗客は皆ぼーっとしながら待つ。

搭乗が始まっても並ばずに, 係員に呼びかけられてやっと皆動き始めていてとてもマイペースだ。

航空会社はロイヤルブータン航空

別名龍を意味するドゥルックエアーともいう。

 

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飛行機はブータンへ直接向かうのではなく, 一旦インドのバッグドグラ空港で着陸して更に客を乗せてから再出発。 

バッグドグラは空港の敷地で働いている人が自転車をこいでいてのんびりした雰囲気だった。

 

そしてブータンへ向かった飛行機はこれまで乗ってきた飛行機路線のどこよりもダイナミック

圧巻はブータンのパロ空港への着陸である。

雲に突き刺さるように聳える山々の間を縫うようにして曲がりながら飛行するのだ。

空を飛行するというより谷間を飛行しているという感覚である。

客席に座ってみていると, 飛行機の翼が山肌にぶつかってしまいそうで心配な感覚に襲われるのだが, 見られる景色は絶景そのもの。

 

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上空からは煌々と灯りに照らされる大都会は見当たらない。

冒険心がくすぐられるような見渡す限りの大秘境である。

 

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ブータンのパロ空港へと到着。

空港の建物は思いっきりブータンらしさ全快の建物だ。

 

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しかし, 駐機場で停止しても乗降が全く始まる気配がない。

不思議に思っていると, 自分の座る機内右側とは逆サイドの人達がざわざわ騒ぎ出す。

どうしたのだろうか?と自分も左側によって窓から見るとそこには飛行機のタラップ, そしてその先へと延びるレッドカーペットが。

 

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更にしばらく待つと出てきたのはまさかの秋篠宮ファミリー

そういえば来る直前にも日本のニュースで夏休みにブータンを訪問されるという報道をみていたがまさか同じ飛行機になるとは思わなかった。

www.yomiuri.co.jp

 

でも思い返すと座っていた機内前方で周りにやたらとスーツ着用の日本人が多かった。

ブータンには日本大使館もなく経済交流も活発とはいえない。訪れる日本人のほとんどが観光客のはずなのに何故スーツ?と思っていた。

しかも隣の人は何か段取りを確認するかのごとく前方のビジネスクラスの人と頻繁にやりとりをしている。便の時間が早かったので深く考えずに早々に寝てしまったが今考えるとあれは宮内庁の人達だったのだと気付く。

 

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傍にいたヨーロッパ人があの人達は誰だろうというので日本のロイヤルファミリー, エンペラーの義妹とプリンスだと伝えるとwowと驚いていた。

www.youtube.com

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パロ空港には谷間を縫うように飛行しながら時間をかけてゆっくりと降下していったが, やはりリスクがあるようで今回の訪問でも秋篠宮文仁親王は別便で訪問して現地合流する形となっていた。

さてセレモニーも終わりレッドカーペットが片付けられると, 一般客も降りていく。

タラップの階段を下って徒歩で空港の建物へと向かう。

www.tokyo-np.co.jp

www.sankei.com

 

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建物入り口にはブータン国王家族の写真。

建物内部にもブータンらしさがよく出ていて面白い。

空港の建物というと近代的な建物というイメージだが, こういったお国柄を前面に出す建物の方がツーリストには喜ばれるだろう。

 

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さて空港を出ると待ち合わせていた旅行会社のスタッフと合流。

先ほど日本からVIPが来ていたことも知っていた。

空港近くに行きたかった場所があるのでまずはそこへ行ってくれないかと伝えると今日はこれからインドのモディ首相も来る予定でこれから首都と空港を結ぶ道路が封鎖されるとの事。

 

 

なので先ずは道路封鎖前に首都ティンプーへと向かうとする。

一日に何人ものVIPを迎えるすごいタイミングと重なったがこの旅は幸運に恵まれているのだろうか。

 

続く

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【海賊海岸は休戦海岸】UAE街紹介シリーズ③ラスアルハイマ編:海賊の街

街紹介シリーズとして拠点とするUAEアラブ首長国連邦各地の街を紹介していくシリーズ。

現在までは比較的有名な大きな都市が中心だが, いずれは田舎の小さな町をも紹介していきたい。

これまで紹介したのはドバイ・シャルジャ・アブダビだったが, 今回はUAE最北の首長国であるラスアルハイマ首長国の中心都市ラスアルハイマを紹介する。

 

ドバイ編

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シャルジャ編

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アブダビ

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出発はドバイの旧市街にある定宿。

この時はローシーズンであるためクリスマスから年末にかけての値段とは全く異なる5000円もしない料金にも関わらず何故か部屋が二つもあるスウィートルームに宿泊させてくれた。

 

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この時期はラマダと呼ばれる断食期間中日中は公共の場所での飲食は禁止されている。そのため旅行者も少なく観光業関係は安価に利用することができるからかもしれない。 

 

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ラマダン中の一つの特徴は喜捨が行われる事。

元々貧しい人々の痛みを分かち合うために行われるものなので, この時期に食料や金銭援助などが行われる。

旧市街のオールドスークでも朝人が集まっていたので何かと思えば, どうやらそういうイベントがあったようだ。

 

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ドバイ対岸のBur Dubaiへと移動。

 

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ドバイの旧市街はこの川の両側にひろがるディラ地区バールドバイ地区がメインである。

 

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対岸へとやってきた。

ここからすぐのところにあるバスターミナルにてラスアルハイマ行きを探す。

ドバイはUAEの他の街と異なりバスターミナルがいくつかあるのが特徴。

アブダビへ行くのに便利な南部のイブン・バットゥータやバスターミナルや旧市街中心部にあるアルグバイバ, そして北部路線が多く発着するユニオンなど, 行き先によって出発するターミナルが異なるので事前に調べておく必要がある。

 

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窓口にてチケットを入手。

ラスアルハイマ行きは日に何本か一時間おきぐらいに出ているようだ。

 

間を繋ぐ高速道路は起伏も少なくよく整備されているため乗り心地は快適。

寝ていたらいつの間にか到着した。 

 

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ラスアルハイマの街中ではなく実際には隣のアルハムラという街にバスターミナルが存在し, ここからタクシーで移動しなければならない。

一緒のバスに乗っていた老夫婦がここから更に北部にあるオマーンムサンダム半島地方へと向かうらしくタクシー運転手と料金交渉していた。

安く済ませたいからか相乗りを誘われたが, あいにくパスポートを持ってきていないのでお断り。

しかも運転手達に相乗りは許されていないぞと怒られていた。

 

最初できるだけ稼ごうとそういう事を言おうとしているのかと思ったが値段を聞いてみると良心的な価格設定で老夫婦も納得していたので, おそらく本当に禁止されているのだろう。 (いくらだったか忘却してしまったが, かなり長距離を移動するにも関わらず数千円程度であった)

 

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中心部へとやってきた。

とりあえず博物館を訪問。

 

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伝統的な家の間取りを再現された部屋で受付の人が説明してくれた。

ラスアルハイマタクシードライバーもそうだったのだが, 皆フレンドリー。

UAEのすべての首長国を訪れた自分の個人的印象ではここが一番人が良いように感じる。

 

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中庭があって中東の伝統ある町の歴史地区でよく見かける風採りの塔みたいなのがある。

採風塔あるいはバードギールとも呼ばれる。

建物内の部屋へ入っていくと独立前のUAEの写真が掲載。

 

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海洋関係の展示も豊富。

かつて天然真珠採取業をはじめとしてこの地域のアラブ人にとって海は彼らの生活に欠かせないものであった。

 

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かつて独立する前のUAEオマーン休戦土侯国と呼ばれていた。

休戦とあるのはイギリスと休戦条約を交わして保護国となったからなのだが, 条約以前には海賊海岸などと呼ばれており, この地域の海上で活発に活動していた。

そしてその中心となっていたのがラスアルハイマである。

昔の世界地図にも都市名が記されるのは今有名となっているドバイでもアブダビでもなくラスアルハイマなのだ。

 

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博物館を出て中心部らしきところへと行ってみる。

暑い日中ということもあって中心どおりは営業している店もまばら。

歩いている人などほとんどいない。

 

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ちなみにラスアルハイマには世界的に活動されているRAKセラミックという企業が存在し製造業が盛んだったりする。

 

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またタクシーでバスターミナルへと戻りドバイへと移動する。

 

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やってきたのは頻繁に食べにくるYUi

UAEを代表するラーメン屋だ。

今回の旅のみだとラスアルハイマの魅力を伝えるには十分でなかっただろう。

UAE標高最高地点Jebel Jaisをはじめとして郊外に大自然が広がっていることこそラスアルハイマ最大の魅力だからである。

いずれまたラスアルハイマのこういった側面も紹介していきたいと思う。

【遂に台湾一周達成】台湾一周旅その弐拾:高雄そして日本 最終編

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台湾一周の旅も遂に最終回

 

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台湾東海岸の海沿いを列車に揺られる。

 

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降車駅まで175元。

 

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台湾にも駅弁がある。

80元で台鉄弁当というようだ。

 

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一気に出発点にして最終目的地の高雄へと移動するのではなく, 前回の記事に書いた太麻里駅に続いて潮州駅という大き目の駅で降りてみる。

 

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駅前にはパチンコらしき店舗。

 

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各駅停車に乗り換えて15元で竹田駅へとやってきた。

竹田駅にはモダンな新たしい駅舎の目の前にかつて使われた旧駅舎も残されている。

駅前のスペースは竹田驛園というらしい。

竹田驛の他にも台中や台東など昔のレトロな駅舎を遺してあることが多いのは台湾の良い文化だ。

 

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かつての紙の時刻表などが往時そのままに。

 

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そして同じく駅前にあるのがこちらの池上一郎博士文庫

この地で軍医だった池上一郎医師の寄付などにより設立され中には日本語の図書がずらりと並んでいるらしい。

戦時中に医師が野戦病院の医師として滞在していた時は地元住民と積極的に交流して住民から親しまれる人物だったそうだ。

 

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数日前にヤフーニュースが何かに記事になっていて興味を持ったので, ここへ来るために途中下車したのである。

しかし残念なことに年末で休業中であった。

なので窓ガラス越しに見学しただけになってしまった。

 

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台湾では既に日本語教育世代も老齢となりこういった施設も希少だろう。

アジア最南端の日本語図書館だそうだ。

単なる日本語文庫というのみならず日台友好活動の拠点としても使用されているそう。

 

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文庫も空いていなくてまだ日も明るいので駅前のよさげなカフェに入ってみる。

 

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中の空間はガラス張りでお洒落。

インスタ映えスポットなのか写真撮影会をしている人がひっきりなしにいる。

 

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それから再び列車にのり47元。

そして遂に高雄へ。

有名なフォルモーサ駅こと美麗島

 

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出発したときと同じように今回もまた高雄の夜市近くに宿泊して夜市で夕ご飯。

 

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台湾夜市でよくみかける倒れている瓶を糸で引っ張り上げて立たせるゲーム。

 

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翌朝空港へと向かう。

地下鉄での移動は30元。

 

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高雄国際空港から日本へと飛ぶ。

 

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空港の窓ガラスも良い感じの雰囲気。

東京行きの安い航空券がなかったので関空経由で帰る。

 

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遂に日本へと戻ってきた。

流石の関空任天堂のブースがありTVゲームを遊べる。

お好み焼きを食べて東京へと戻る。

 

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総括 

台湾はやっぱり人も街も見た目が日本っぽいし, 言語が異なるとはいえ人が親切なので海外という感じが全くしない

自分の中の旅人スイッチを入れなくても国内旅行の感覚で回れてしまうっていうのが台湾旅行の素晴らしいところであった。

 

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【スラムダンク】台湾一周旅その壱拾九:台湾の桜木花道踏切

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ドリンクを片手に台東の朝を散策。

 

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朝市

 

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食肉市場は屋内型

 

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台東駅

 

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台東旧駅は鉄道芸術文化村という芸術地区になっている。

 

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観光案内窓口で聞いたら, この場所がバスターミナルになっていて現台東駅までのバスが出ているとの事。

なのでここからバスで移動。25元。

 

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駅には昨晩も見た原住民のカヌー

こんな小さな船で台湾とフィリピン間など海を渡ったのかと思うと昔の人は凄いなと思う。

 

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電車移動53元。


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やってきたのは比較的台東から近い太麻里駅

 

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太麻里郷は台東の南隣に位置する。

かつては原住していたパイワン族の土地だったそうだ。

 

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海外沿いの道路まで出ると看板や売店スラムダンクのイラストや桜木花道の文字

ここにはスラムダンクにでてくる江ノ電の踏切と似た海の見える踏切があって桜木花道踏切としてちょっとした地元の観光スポットとなっているのだ。

 

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確かに台湾の人達が沢山押し寄せていた。

 

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また太麻里駅へと戻ってきた。

 

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さてこの旅も次回で最終回。

遂に旅の出発地点となった高雄までへと電車で移動する。

 

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【トラブル続きの台湾東海岸】台湾一周旅その壱拾八:列車間違い・ガイドブック紛失ホテル探索


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宜蘭から花蓮へ移動した当日, 更に花蓮から一気に台湾南部の台東を目指す。

 

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花蓮駅。

相変わらず台湾の鉄道はキャラクターがいっぱい。

 

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やってきたのは花蓮と台東の中間の玉里駅

花蓮から台東までは結構距離があるので途中下車してみようと突然思い立ちやってきた。

花蓮からは29元の豊田駅行きの切符を買っていたので駅にて精算する。

 

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別に特に目的があって降りたわけではない。

ザ台湾の田舎町って感じだ。

街中は赤提灯が沢山。

 

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なお、この時は気づかなかったのだが, 玉里には日本統治時代に建てられて玉里神社の遺構があるため, こちらが日本人観光客の訪れるスポットとなっているみたいだ。

4travel.jp

www.taipeinavi.com

再び駅に戻り今晩の宿泊地である花蓮を目指す。

そして特急に乗りながらGoogle Mapを見ていると,

あれ?なんか北上してる?

逆方向の台北方面樹林駅行きの列車に乗ってしまっていた。。。

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回ってきた車掌に申し出ると列車の最前方車両に座らされて何故か掃除のおばちゃんが慰めてくれるという場面もあったが, 結局もときた花蓮駅に着いてから再び新しくチケットを買いなおさせられて台東へと行くこととなった。

玉里駅から台東駅までの154元の自強号を購入済みだったのだが, それは使われずに破棄することとなり345元のチケットを買いなおした。

損した感があって気持ちもダダ下がりの中ですっかり暗くなった夜中に台東駅へ到着。

 

どうやらカヌーがこの街の文化の象徴のようだ。

この地域に先住していたタオ族という台湾原住民が海洋民族だったことに起因しているのだろう。

この船でフィリピンから台湾の海をかつて移動していた。

 

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バス停でバスを三十分程待つも全然来ないため結局タクシーを使って中心部の夜市まで移動。

280元。

タクシーの中で地球の歩き方を見ながら宿泊場所にめどをつけておく。

そして夜市の前で降ろしてもらうのだが, この時に地球の歩き方をタクシーに置き忘れてしまった

地図がない状態でしかも携帯電話は充電が切れた状態

何も情報がなくホテルを探さなければならない。

 

しかも目をつけていて頭で場所を覚えていたホテルは行ってみると営業していなかった

これはまずい。しかも台湾でも辺鄙なところなので周りを見渡してもビジネスホテルらしきものが全く見当たらない

どうしようかとうだりながら適当に夜道を歩く。

 

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そして偶然見つけたのがこのBackpacker's gesthouseという宿。

バックパッカー用というだけあって値段も安いし寝る分には全く問題のない良いホテルだった。

各国からの旅行者が宿泊していた。

 

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人形焼きみたいなもの40元。

 

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夜市でご飯。

ブラブラ気ままに旅してきた台湾一周も残すところ後一日だ。

【日本語おじいちゃんに話しかけられて】台湾一周旅その壱拾七:花蓮にそよぐ神風

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夜市の朝の光景。

朝は朝でビニールシートを広げて野菜などを売る路上販売が盛ん。

 

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買い物客と通勤なのかバイクが入り混じって騒々しい空間。

 

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羅東駅から宜蘭駅まで鉄道で移動する。

運賃は15元。

 

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宜蘭駅に到着。

駅舎にはキリンがあり駅前広場には空中を走る列車があるなどかなりメルヘンな雰囲気

 

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さてもう一度駅へと戻り台湾東海岸中部の街である花蓮へと移動する。

特急を利用。

 

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山地が海まで迫り平地が少ないためか東海岸鉄道路線は景色が良い。

 

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花蓮に到着。

市内の観光地が集中する中心部は駅から少し離れているためバスで移動することに。

しかしどのバスに乗ったら良いか分からずバス停で困っているとおじいちゃんに日本語で話しかけられる

 

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実際昔の台湾旅行者の紀行本などを読むと台湾の高齢者から日本語で話しかけられたというエピソードはよく見かける話だ。

しかし, 日本語教育を受けた世代は既にかなりの高齢。まさか自分も同じ体験をするとは思わなかったので驚きだ。

とはいえおじいちゃんの助けで無事に乗るべきバスが分かり移動することができた。

バスは25元。

 

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やってきたのは鉄道記念館。

こんなところにも庭にはちょっとした屋台がでている。

さすが屋台好きの台湾だ。

 

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夜市やイベントの準備をしているようだ。

 

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適当にブラブラして見つけたレストラン。

お粥が名物のようだ。

 

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カウンターで注文して支払ってから座って待つと出てくるシステム。

お粥と海老焼売を注文。良い香り。

値段が170元と安い上にショウガがきいた塩味のお粥は絶品であった。

 

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観光スポットである将軍府を目指す途中にあった看板。

戦前の日本統治時代の写真が沢山掲示されている。

 

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将軍府の向かいには現役の軍の施設が存在。

 

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到着。

日本統治時代の日本式家屋が建ち並ぶ。

かつては将校の宿舎であった。

そして中に入ると花蓮地震の被災状況の写真が沢山。

 

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そして将軍府から丘を登って松園別館を訪問。

真夏の時期の酷暑でバテながらも途中のジューススタンドで50元で購入したパパイヤミルクを片手に丘を登りきる。


こちらもまた旧日本軍の施設であった。

そして戦後は国民党の施設として, あるいはアメリカ軍の娯楽施設として使用された歴史がある。

 

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シックな佇まいで上品な雰囲気の館だ。

出征前の神風特攻隊が御神酒を賜る場所だったとされている。

防空壕のような地下も存在する。

 

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ここの入場料は50元。


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山道を下りて街中へと戻っていく。

 

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ワンタン70元。


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この日はまだ日も明るいので花蓮で泊まらず更に南下して台南で泊まることとした。

花蓮駅までタクシー移動、180元。

 

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