夜市の朝の光景。
朝は朝でビニールシートを広げて野菜などを売る路上販売が盛ん。
買い物客と通勤なのかバイクが入り混じって騒々しい空間。
羅東駅から宜蘭駅まで鉄道で移動する。
運賃は15元。
宜蘭駅に到着。
駅舎にはキリンがあり駅前広場には空中を走る列車があるなどかなりメルヘンな雰囲気。
さてもう一度駅へと戻り台湾東海岸中部の街である花蓮へと移動する。
特急を利用。
山地が海まで迫り平地が少ないためか東海岸の鉄道路線は景色が良い。
花蓮に到着。
市内の観光地が集中する中心部は駅から少し離れているためバスで移動することに。
しかしどのバスに乗ったら良いか分からずバス停で困っているとおじいちゃんに日本語で話しかけられる。
実際昔の台湾旅行者の紀行本などを読むと台湾の高齢者から日本語で話しかけられたというエピソードはよく見かける話だ。
しかし, 日本語教育を受けた世代は既にかなりの高齢。まさか自分も同じ体験をするとは思わなかったので驚きだ。
とはいえおじいちゃんの助けで無事に乗るべきバスが分かり移動することができた。
バスは25元。
やってきたのは鉄道記念館。
こんなところにも庭にはちょっとした屋台がでている。
さすが屋台好きの台湾だ。
夜市やイベントの準備をしているようだ。
適当にブラブラして見つけたレストラン。
お粥が名物のようだ。
カウンターで注文して支払ってから座って待つと出てくるシステム。
お粥と海老焼売を注文。良い香り。
値段が170元と安い上にショウガがきいた塩味のお粥は絶品であった。
観光スポットである将軍府を目指す途中にあった看板。
戦前の日本統治時代の写真が沢山掲示されている。
将軍府の向かいには現役の軍の施設が存在。
到着。
日本統治時代の日本式家屋が建ち並ぶ。
かつては将校の宿舎であった。
そして将軍府から丘を登って松園別館を訪問。
真夏の時期の酷暑でバテながらも途中のジューススタンドで50元で購入したパパイヤミルクを片手に丘を登りきる。
こちらもまた旧日本軍の施設であった。
そして戦後は国民党の施設として, あるいはアメリカ軍の娯楽施設として使用された歴史がある。
シックな佇まいで上品な雰囲気の館だ。
出征前の神風特攻隊が御神酒を賜る場所だったとされている。
防空壕のような地下も存在する。
ここの入場料は50元。
山道を下りて街中へと戻っていく。
ワンタン70元。
この日はまだ日も明るいので花蓮で泊まらず更に南下して台南で泊まることとした。
花蓮駅までタクシー移動、180元。