街を電動自転車で回りつつ気になっていた船着き場に行ってみた。
そこはマンダレー等からのボートが発着する場所。
マンダレーから船で移動する事も考えていたので気になったのだ。
船は地元の人達の足となっているようだ。
行商なのか沢山の食料を抱える人も。
道中には軍事学校のようなところもあった。
そして道端の小さなパゴダが何となく気になってふらりと寄ってみた。
そこではパゴダの前で地元の若者たちが円になって座っている。
何をしているのかと尋ねると仕事の休憩時間なので皆でゲームをしている最中なのだそうだ。
はじめ何のルールか分からなかったが, どうやら音楽が鳴り響く間に順番に帽子を渡していって音楽が止まった瞬間に持っていた人が罰ゲームを受けるルールのようだ。
ロンジーを履いているのでこういった日常風景が物凄く絵になるのもミャンマーの良さである。
罰ゲームの内容は色々あるみたいで愛の告白らしき事をしたり, 結婚式の再現をしたりオカマのマネをしたり異性に食べ物を食べさえてやるなどのようだった。
ただし女の子側には拒否権もあるみたいで断ると代わりにほっぺたに絵を描かれるみたいだ。
それではあまり罰ゲームの代わりにならないような気もしたが。。。
純朴なミャンマー人らしく素朴ながらもワクワクする青春を感じさせられるひと時であった。
若者同士のお遊びとはいえ結婚時期の早いミャンマー人にとってはこういうところから生まれる夫婦もあるのかもしれない。
小一時間ほど輪の中に滞在したが最後には自分もビルマ美女に指名されて結婚式の入場シーンや社交パーティの再現をやらせてもらい時間を忘れて楽しんだ。そして皆と記念撮影, 連絡先を交換してお別れしたのであった。