ゴッティ鉄橋を通り過ぎて次なる大きめの町であるキャウメではバスや鉄道に乗ってマンダレーへ戻る旅行者が多かったようだ。
キャウメでは列車のすれ違いもあるためだろうかしばらく停車。
トラック一杯に積載された俵。
改造車なのだろうかエンジンがむき出しである。
自分はこのまま乗り続けてティーボーへ向かう。
ゴッティ鉄橋から進む事数時間。
午後三時頃だったろうか, ティーボーへ到着する。
駅にはこれまでの途中駅とは異なりちゃんとしたプラットフォームがあった。
市場へ向かいながら, マンダレー行きのバスを探す。
最初どっちの方向へ行けば良いのか分からず, 駅の周りをうろうろしていたのだが, 地元の人に声を掛けられて, 教えて貰った。
やはり優しい人の多い国。
小さな町には不釣り合いの高層ビルのような建物もある。
中国に近いから一帯一路の影響もあって資本がどんどん入ってきているのだろうか。
バスを見つける前に市場を発見。
寄っていくこととする。
市場は屋内型だが木製だ。周りには青空市場も。
食料品よりも雑貨がメインの品ぞろえだ。
市場を出て近くでやっとバスを発見。
だが, 運転手らしき人に聞くと今日の運行は終わったとの事。
え、聞いていた話と違うぞと思ったが, どうやら事前情報が間違っていたようだ。
予定が狂ってしまったが, 仕方ないのでホテルを探すこととする。
歩き回ってもホテルらしきものは見かけなかったので, 地球の歩き方を見てホテルの場所へ向かう。
宿は料金が500円ぐらいだった気がする。どっちいしろ他の選択肢もないのでチェックイン。
聞くとバスは早朝5時半にホテル前からマンダレー行きがでるそうだ。
まだ夕方なので街の散策に出る。
地球の歩き方に観光スポットとして載っていた藩王の屋敷へ行ってみることとする。
橋や寺院の前を通り過ぎて門をくぐる。
敷地にはでかい邸宅が。
写真はかつて行われた運動会の様子だとか。
藩王の家系の子孫が訪問者に対してシャン語, もしくはビルマ語で説明をしているようだ。
下は日本語にも翻訳され出版されたあるシャン藩王女の物語という本
この主人公は説明者の叔母に当たるのだそうだ。
そして驚くことに訪問者が藩王の子孫になんとひざまずいている。
どうやらこのシャン州地域では今でも敬意の対象なのだそうだ。
レストランで夕食。
価格表を見たがどうやら外国人は価格が異なる模様だ。
5000キャットと300円程度ではあるのだが, ピンウールウィンでは1500キャットだったことを考えると完全に外国人価格だろう。