パニタンキ・カーカルビッタのインド・ネパール国境から長距離バスに乗りカトマンズへと移動。
バスは5時半に出発。
途中ビルタモードなどの町を通過するも, ほとんどは人影見えない山道。
景色の見られない夜行便だが相変わらずどこでも寝れる体質のおかげで熟睡。
途中まで前方の運転席スペースでは地元の人達が大合唱。
ネパールのバスではネパール音楽(インド音楽?)を大音量で流すのが流儀のようだ。
もうディスコ状態。
それでも長旅の疲れで気付いたら寝入っていた。
朝になり目を覚ますと霧の覆う山間を走っていた。
ネパールらしい山の風景。
気候的にも景色的にもブータンにも似ている。
流石にインドの平地よりも涼しい。
そしてカトマンズへと無事に到着。
宿は予約していないのでバックパッカー街のタメル地区にて知っている日本人宿を訪問。
ハイシーズンだったが部屋が空いていたので一泊。
この日は昼寝してから, ブラブラしてカフェで落ち着いたりして休憩。
旅はまだ続くのだが, 有給休暇の関係で一旦中断して翌日カトマンズの
トリブバン空港へ。
そして飛行機で拠点としていたUAEへと戻るのであった。
そして別のタイミングでの旅行として改めてUAEからカトマンズへと向かう。
UAEではネパールからの出稼ぎ労働者が多い事もあり航空の便は良い。
特にLCCでは直前でも2万円台で往復チケットを入手することが可能だ。
今回の自分の旅もエアアラビアというLCCにてカトマンズへと向かう。
出発はドバイ郊外に位置するシャルジャ空港。
ドバイ空港ではエミレーツ航空, アブダビ空港はエティハド航空が中東三大エアラインの一角として有名だが, ドバイから程近いシャルジャ空港にはLCCのエアアラビアが拠点を置いている。
この空港こじんまりとしているためドバイのように空港内を歩き回る必要もなく, 空港到着から出発ゲートまで歩く距離は非常に短いので使いやすい。
ただ空港が電車と接続しておらず, バスで行くにもシャルジャをバスターミナルを経由しなければならないアクセスの悪さが難点である。
砂漠の国を離れてトレッキング観光で名高い山岳の国へ。
夜のカトマンズへと到着。
東京の光が延々とどこまでも続く夜景とは異なる蛍のようなまばらな光の数々。
飛行機を降りてから空港の建物までは徒歩で移動。
ブータンと同じ方式だ。
到着時にアライバルビザを取得。
空港を出てから街中までどうやって行こうかと思案しているとドライバーが近寄ってくる。
どうせぼったくり値段だろと思っていたら案の定法外な値段を吹っ掛けられた。
ないないと思いながら地元の値段相場をあらかじめ調べてきたので, その額を言い張るのだが, 向こうも無理無理と揉める。
しばらく掛け合いしていたが, 最終的にバイクなら300ルピーで良いぞとの事。
まぁ景色も見やすいし, バイク移動も結構好きなので, それで合意して紹介されたドライバーに後ろに乗せてもらう。
行き先はやはりバンコクのカオサンにも並び称されるバックパッカー街タメル地区。
途中で警察による検問があり, 飲酒運転のチェックかと思いきやドラッグの運び屋摘発のためだったそうだ。
自分は外国人旅行客であることを言ったのみで何もされなかったが, ネパール人のドライバーは警察から持ち物検査を受けていた。
どうやら空港から市内へと向かう道路にて海外からドラッグが持ち込まれていないかの検問を敷いていたようだ。
確かにこの後タメルを夜歩いていると公然とドラッグを持ち掛ける売人(プッシャー)が葉っぱ, チョコ, マジックマッシュルームなどと言いながら売り込もうとしてきたりして結構流行っている様子であった。
ネパールはトレッキングのメッカであり, ブータンのように安宿を利用するバックパッカーが来れないような制限を特に設けていないため, ツーリストの多い国だ。
そのネパールの首都カトマンズで最も旅行客が集まるのがタメル地区である。
色々と面白そうな町ではあるのだが, 時刻は既に日をまたいだ真夜中ということもあり少しホテル周りを歩いて軽くご飯(サンドウィッチ380ルピー)を食べてから寝ることとした。