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【世界旅ブログ】アジアの辺境・奥地へ

【カトマンズ盆地の血祭り】ヒマラヤ南麓横断旅11:陶器の街ティミで途中下車

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カトマンズのホテルで朝食を摂り, 外出する。

この時点ではまだどこに行くか決めていなかったのだが, なんとなくカトマンズ郊外の東方向のエリアへいってみようかと思い, バスターミナルを目指して外出。

 

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タメル地区から王宮広場にかけて狭い路地が続く。

 

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昨晩止まったホテルは少し高めだったので1,500円程度で宿泊できる日本人宿へと移動。

この際に明日のポカラ行きのバスも予約しておいた。

 

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タメルから南下していきバスターミナルを目指す。

 

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街が荒れている雰囲気を感じ取っていたが, どうやら過去に起きた震災の影響のようだ。

 

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カトマンズの路地は絵になる。

 

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ちょっとした広場に出てきた。

といっても交通の要所で通り過ぎていく人の量がかなり多い。

また立地の良さを生かして屋台や路上販売をする人が姿も。

 

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歩道橋でカンティ・パトという大通りを超えてバスが沢山集まっているエリアへ。

行先によってバスの止まる場所が違うようで初見殺し。

 

探しながら歩いていたらちょうどカトマンズの東に位置するバクタプル行きを発見したのでそのまま乗車。20ルピー。

そしてその道中, 地球の歩き方で確認できた陶器の街を通るようなので, 途中下車してみることにした。

 

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やってきたのはティミという陶器の街

街の門をくぐるといきなり現れたのは空手道場

この時は練習はやっていないみたいで扉は閉まっていたが, そこそこ大きな建物なので結構空手をやっている人がこの街では多いのだろうか。

 

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地元の子供が遊んでいて, 挨拶したら果物を目に当てて笑わせに来た。笑

 

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街の中心部は門から長い登り坂を上がった丘の頂上部に位置する。

 

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貯水池。

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ヒンドゥー教寺院を発見。

地元の人が集まっているので何だろうかとみてみると・・・

 

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何と犬の頭御供えされている。

寺院の前の地面には首をはねられた犬の胴体が横たわる

今さばいたばかりなのか地面には血が飛び散ってしまっている

 

こんな文化があるなんて知らなかったが, 後で調べるとヒンドゥー教における殺戮・時間・破壊を象徴する女神カーリー信仰に関係する生贄の儀式のようだ。

主にベンガル地方などインド東部などで盛んのようだ。

いきなりの光景だったので, 面食らってしまったがネパールの文化も奥深い

ja.wikipedia.org

 

以下はグロテスク画像になるため抵抗ある方は続きはご遠慮下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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犬の頭が寺院にお供えされているのは衝撃的であった。

もし日本だったら確実に動物愛護団体などから非難声明が発出されるであろう。

 

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街の奥は陶器職人エリアの模様。

 

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路地裏に入ってみると普通に地元の職人が作業をしている。

出会った小さな女の子が目元を化粧しているのが不思議

これもネパールの風習なのだろうか。

後日出会ったクマリの文化と関係するのかもしれない

 

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道端やちょっとした広場には素焼きの陶器を乾燥させていて, ここが陶器の街であることが実感。

ここから街をおりていくと学校らしきものを発見。

聞いたところによると日本の援助で建てられた養護学校だそう。

 

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丘を下った平野部は田んぼ畑。

この辺りはカトマンズに食料を供給する農業が盛んな地域だそうだ。

 

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スクールバスが通りすがった。

英語学校。

 

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そして小さな町には過ぎたる程の大きな病院を発見。

こちらは韓国の援助で建てられたものだそうだ。

 

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AMBULANCEと書かれたインド式救急車がとても小さい

この救急車も南アジアで圧倒的シェアを誇るスズキの自動車。

狭い路地にも入り込めるようにだろうか。

 

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病院の中は地元の人で混雑していた。

 

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こちらも学校。この日が平日だったからか子供達が校舎内に。

下から手を振ると沢山の子供達が手を振り返してくれる。

 

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そろそろ元来た街の門まで戻るとする。

途中さっきとは別の場所でも血の跡がついた宗教施設があった。

 

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ネパールは近年の地震で大きな被害を受けた国。

まだまだ再建途上のようだ。

ja.wikipedia.org

再建現場では竹で組まれた足場が特徴的だ。

 

 

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土建作業は地元の人達による協働作業なのか女性達も働いている。

 

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バスを降りた国道まで戻ってきた。

ここからカトマンズへと戻るのではなく更に奥にあるバクタプルへと向かう。

 

 

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