ホテルをチェックアウトして、フィラ周辺を散策。
北部の断崖絶壁に沿った道を登ってゆく。
エーゲ海には他にも多くの島が存在しているが、ここサントリーニが人気なのは険しい崖から見える絶景。死ぬまでに見たい景色に数えられるほど美しい島。白亜の壁とブルードームと呼ばれる建築物が崖一面に立ち並ぶ。
朝カフェにVolkanという崖沿いにある人気レストランへ。
普段UAEではなかなか飲めないのとサントリーニ産にひかれてビールを注文。
コーヒーはいろいろな種類がある。
ギリシャのコーヒーはかなり苦いけれど、濃くてコーヒー好きにはたまりません
「砂糖いるか」と毎回聞かれるので、普段はブラック好きでも少し砂糖を追加してもらうことをおすすめ。
日差しが気持ちよく、続々とお客さんが
景色のいい席をとるには食事時を外して行くのがいいかもしれない。
恋人と誓いの鍵を柵にかけるのが流行りなのだとか。
途中にあった教会へ立ち寄る。
サントリーニ島は火山噴火でできたカルデラ地形が特徴的な島。現在でも活動を続ける活火山があり、近年では1950年に噴火した。1956年には大地震で街の大部分は崩壊し、現在の街並みはその後に再建されたもの。
過去の歴史資料なども展示されている。
フィラ中心部へと戻ってきた。
フィラのバスターミナルへ。
ここから島内各地へのバスがでる。
フィラからメガロホリへとバスで移動。
メガロホリは小さな都市だがワイナリーがあって、そちらをメインで訪れる方が多いよう。
写真スポットで有名なハートロックへいってみる。
バスストップからしばらく歩いて崖を下っていくと・・・
こんなに美しい景色が。
ただ、インターネット上でみかけるようなハートの形では残念ながらなかった。
風がとっても強くてハートの部分が欠けてしまった模様。
小さな教会などもあり景色は抜群に良い。
あまり知られていないのか人が少ないのも良い。
マイナースポットだが、サントリーニで時間がある方は訪れてみるのがおすすめ。
石灰岩のような白くて特徴的な岩。
これも火山の影響だろうか。
その後、予約した民泊のある内陸部のエンポリオへと移動。
内陸の町だが、ローカルな雰囲気を体験したい方にはおすすめのエリア。
どこをとっても絵になる白壁の町。
宿にチェックインした後はカフェで休憩。
白い壁と木造家具の土色と植物の緑が合うグリークスタイルの素敵なカフェ。
老夫婦が経営しているカフェで、店の雰囲気もデザートもこだわりがあって素敵。
サワーチェリーのヨーグルトとアイスクリームカフェラテを注文。
ギリシャヨーグルトが濃厚でとっても美味。
バスを乗り継いで夕日をみるためにイアを目指す。
バス停へ。
エンポリオの教会。
エンポリオ村は素朴だが素敵な場所だ。
フィラでバスを乗り継いでイアを目指す。時刻は夕方頃。
みんな同じ考えなのかこの時間のフィラからイアへのバスは超満員。立ち乗りであった。
バスが細い崖沿いの道を走っていきます。結構、スピード出すのでドキドキ。
イアの街並み。路地が細い。
断崖絶壁に沿って建物が立ち並ぶ。
階段を下って海沿いを目指す。高低差がかなりあってなかなかの運動。
疲れた人にはロバもある。このロバの料金は近年の観光客増加により年々値段があがっているのだとか。
道にはろばのうんちがたくさん落ちている中で、地元のおじさんが「フェラーリはどうだ!?ポルシェはどうだ!?」と声をかけてくる。
事前の調査で海岸沿いにいくつか並ぶレストランのシーフードが美味しいらしいので、いくつか周るがどこも予約で埋まっておりなかなか席に座らせて貰えない。
最後の一つというところでようやく中へと入れた。といってもオープンテラスの席である。
タコやギリシャサラダなど注文。
夕日は建物の影になってしまったが、潮風が気持ちよく料理もおいしかった。
ギリシャでは「Tavern = タベルナ」が食堂という意味で美味しいレストランが多い。
夕焼けのグラデーションが美しい写真。
日の入りは上からは見られなかったが、海岸から見ることに。
崖下のレストランからまた崖の上にあるイアの町へと階段で戻っていく。
イアの夜景。
あっという間に日が落ちて、だいぶ暗くなった。
中心部を通りながらイアのバスストップへ向かう。
ガイドブックにも書いてある人気店「ロリータジェラート」
せっかくなので、オリーブオイル-ケシの実ジェラートを選択。たっぷり乗せてくれる。
クリーム感たっぷりで味が濃厚。
帰りのバスはまたもや超満員。イアからエンポリオまで座れることはなかった。
翌日は早朝からフェリーに乗るのでホテルでは即就寝。