ジョッチェン通りから更に南下していき, 横断歩道のない交通量の多い大きな通りをなんとか渡ると, そこは下町感の強まるテクという地区。
この辺には自動車やバイクの修理店・パーツショップが大量にある。
更に南下していくと, そこにはバラック小屋が建ち並ぶ川沿いのスクンバシ。
スクンバシとはネパールのスラム街。
カトマンズでは空港周辺などにも大きなスクンバシがある。
野犬や家畜が道端をうろつくのが当たり前のように人間が横を通り過ぎていく。
まとまりのない電線, 道端にものが散乱しているのに加えて, 人々の服装が極彩色なのもあいまって, ごちゃごちゃした雰囲気。
建物が斜めっている。
これも地震の影響だろうか。
生活感のある路地裏。
煉瓦で建てられた一階の上に木造のバラックが乗る。
自分の場合は見つけられなかったが, 他の人の記事を見るに大きな歴史的寺院もこのテクガードと呼ばれる地区に存在するようだ。
なにやら土木作業に使うセメントを作っているのだろうか。
肉体的に過酷な仕事ではあるが社会のためになる仕事があるというのは地域・そして国が貧困から脱出する上では非常に大事だ。
スラムと言っても悲壮感はなく, 人々は前向きに生きているように感じられる。
ネパール人の純朴な国民性によるものなのか実際治安は悪くないというのが定評のようだ。
近くにあった学校。
北上してタメル地区へと戻っていく。
体感治安的には売人がうろつく夜中のタメルの方がよほど悪く感じる。
ご飯は日本式カレー600ルピー。
UAEを拠点としており, なかなか手ごろな値段で美味しい日本食にありつけない事もあって, ついついレベルの高いネパールでは日本食に手を出してしまう。
バスターミナルへと向かう。
カトマンズのバスは色んなところから発着するためバスを探すのも一苦労。
一番バスの集まるバスターミナルという名の空き地に来たものの目的のパタン行きが見つからずウロウロ。
その辺の警備員に聞いたところ大通りを指して50m程行ったところからバスが出るという。
移動しながら見つけたパタン行きのミニバスに15ルピーで17時頃乗車。
30分程でパタンへと到着。
夕方で学校の終わる時間なので下校中の学生も多い。
生活用水の水汲み場。
ここで洗濯などもしている。
街中はやはり建物をつっかえ棒で支えていたりと震災の影響がみられる。
石の台と煉瓦で作られたコートで卓球をする人達。
世界遺産のダルバール広場に入る頃にはカメラのレンズがくもってしまっていた。
ここの水場は身を清めると御利益があるとされているそうだ。
18時半頃にカトマンズへと戻る。バスで15ルピー。
韓国料理屋の石焼ビビンバ600ルピー。
何度も言ったHimalayan Java Coffeeとも今夜でお別れ。