カトマンズ郊外の渋滞で時間がかかってしまった。
バスの終点はカトマンズ中心部から離れているため途中のタメル地区北部の郊外のバス停で下車。
結局日も沈みかけた18時頃になった。
そこから適当に止まっている小さなスズキのタクシーと交渉して乗車。
350ルピーでタメルまで移動。
まだコロナ危機が始まる前のタメル地区は旅行者や地元の若者が集まり人でいっぱい。
この日も以前に利用した日本人宿に宿泊。テラスにて優雅な朝。
カトマンズ市内を徒歩でブラブラ。
タメルから南下していくと出るのがダルバール広場。
ネパールの象徴だ。
多くの観光客が来ていて, エリアに入る外国人は入域料を支払う必要がある。
1000ルピー。ただし, 係員が出勤してくる前の早朝なら払う必要のない曖昧な運用だ。
といっても地元の人達が大量に行き来する中から通りの横の小屋で見張るスタッフが見た目で外国人を見分けて徴収していた。
広場には僧侶も。
そして有名なクマリの館へ。
建物内には入れないのだが, 中庭を見学することができる。
運が良いとクマリが姿を現すらしいのだが, 何とちょうどよくクマリが窓から姿を見せていた。
写真を撮ろうかと思ったら周りにいた地元ガイドに止められた。
クマリは神聖な存在なので撮影はNGだそうだ。
クマリとはネパールにおいて守護神のような存在で, 初潮を迎える前の少女から選ばれる。
無病息災などの祈願, 予言をする役割があって, 館の守り人にお布施を渡すと窓から顔を出すので一緒に中庭に入っていた中国人団体観光客のグループがお布施をしたのかもしれない。
敷地内にあった旧王宮。
震災で倒壊したため修復中だったが一部見学できた。
入り口には衛兵が槍を片手に構える。
修復作業は中国の支援で行われているようだ。
そういえばネパールも一帯一路の恩恵を受ける国。
ダルバール広場の隣にあるバサンタプル広場は青空土産市となっている。
広場南のジョッチェン通り付近はタメルが栄える前にかつてバックパッカーが集まったエリアだそうだ。
若者の集まる有名なカフェで一休憩。
プリンとお茶で200ルピー。