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【世界旅ブログ】アジアの辺境・奥地へ

【ブータン・インド国境を抜けて】ヒマラヤ南麓横断旅7:インドの鉄道に乗車してシリグリへ

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インドの国境管理所へと連れて行って貰う。係員が昼休みなのか, 不在で少し待ち時間はあったが, あらかじめ観光ビザをとっておいたので入国審査自体はスムーズに通過

最後にブータンから一緒に来たガイドがバスターミナルまで行くためのリキシャーをドライバーと交渉。

100ルピーとぼったくり価格を提示されてガイドが激しく交渉してくれていたのだが, ブータンのおおらかな雰囲気で慣れきってしまっていた自分は耐え切れずに途中で価格を受け入れてしまう失態。

 

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しかもそのオート三輪者を一人で独占できるわけでもなく, 途中で人を拾われる。

この時に乗ってきたのが, ブータン人とインド人の組み合わせ。

彼らに値段いくらだったと聞いたら自分の十分の一の10ルピー。

ブータン人にインド人は隙あらばだましてくるんだから, とめちゃめちゃ怒られてしまった。

彼らがドライバーと再交渉してくれたが, 流石に一度合意した価格は覆らない。 

 

しかも自分がインド紙幣を持ち合わせていなかったため, 彼らが立て替えまでしてくれたのだった。

いやもうほんと隣国なのに国民性が違いすぎるでしょと思う。

 

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バスターミナルまで着いてから, ハシムラ行きのバスに乗車。

そこでしばらく待っていたのだが, どうやら発車にはしばらく時間がかかるようだ。

三人で一台チャーターすれば, 安く済むからそれで駅まで行かないかと提案を受けて, 値段も一人40と安かったので快諾。

そして結局リキシャーで鉄道駅のあるハシムラまで移動した。

 

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同行したブータン人とインド人。

先ほどリキシャの代金を立て替えて貰っていたのでここで清算。 

このブータンの服装でインドにいるのは不思議な感じである。

駅にはサドゥーや物乞いの子供達もいてインドらしいブータンでは見られなかった光景だ。

 

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駅にて鉄道の発車時刻を確認。

窓口が閉まっていたのだが, 周りの人に聞いてくれたところによると一時間後くらいの模様。

 

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列車を待っている間は近くの売店へ。

何故か飲み物やタバコを同行の彼らがくれた。

二人はレストランで食事しに行ったのだが, 自分は暑さで食欲が湧かず, 売店や駅舎でブラブラして時間を潰す。

ここからシリグリまでバスがでているようなのでその手段も考えたが, 値段が鉄道のほうが30ルピーと遥かに安く結局バスも時間通りに来る気配がなかったため鉄道で行くことに。

 

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しばらくして食事から戻ってきた彼らと駅で合流。

適当に周りの紳士そうな人にシリグリで降りるから着いたときに彼に教えてあげてくれと頼んでくれた。

ブータンの人には最後まで助けられる

 

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列車の中にはインド人がいっぱい。

シリグリまでは2時間半ほどかかるようだ。

インドの鉄道というと人でギュウギュウのイメージもあるが, 何とか一席空いていたのでボックス席に座ることができた。

そして車窓の風景はいつの間にか茶畑に。

流石インド北部はダージリンアッサムで知られる茶の栽培地帯である。

 

 

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途中のジャングルで列車が徐行運転に。

周りの乗客に聞いてみると, この区間象が列車に突進してくるため徐行運転になるらしい。

えぇー、そんな事あるのかと驚く。

 

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そしてシリグリに到着。

到着の頃には陽もすっかり沈んだ7時頃。

1時間ほど到着が遅れただろうか。

 

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鉄道に乗車している間に予約しておいたホテルへと移動。

距離がそんなにないので駅前に溜まっているリキシャーはスルーしてホテルまで徒歩で向かうことを試みる。

が、ダメ!

ホテルは見える場所にあるのだが, 交差点を渡ることがとてもじゃないが不可能。

信号がなくて延々と車列が続き反対側へといけない。

ただ鉄道で席が一緒になった人が, 同じ方向だからという理由でリキシャーを捕まえてくれた。地元値段で交渉してくれたので安く10ルピー。

 

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ホテルへと到着。

宿泊したのは最近急成長しているホテルチェーンであるOYO

世界的に注目されているスタートアップ企業でもあり, ドバイにも沢山あるホテルだ。

 

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明朝はダージリンへと向かう日。

ホテルに荷物を置いた後, 念のため行き方を今日のうちに確認しておく。

 

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地理が分かってきたので自力で何とか駅前のバスターミナルへとやってきた。

沢山のバスが並んでいる。だが, どうにもダージリン行きバスが見当たらない

どうやらシリグリからダージリンまでの移動はバスではなく乗り合いジープが一般的のようだ。

 

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駅まで戻ってきた。

流石インドで駅の構内には地べたに寝そべる人々が沢山。

 

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駅前ロータリーには機関車が展示。

世界文化遺産にもなっている世界最古の山岳鉄であるダージリン・ヒマラヤ鉄道の機関車だ。

本来ならこれに乗ってダージリンまで行きたいところなのだが, とてつもなく遅いため移動するためにこれを使うのは一般的ではない。

 

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駅近くでダージリン行きのジープを確認。

ただ翌朝気が付くのだが, 別に心配する必要ないほど朝の駅付近にダージリン行きのジープが大量に溜まっていた

 

この辺は旅行会社が沢山あって他にもニューデリーカルカッタなど大都市行きのツーリストバスもある。

ちなみに旅行会社のブースでジープではなく, ダージリンまでのバスの値段を念のため聞くと十倍以上のぼったくり価格を提示されたので交渉すらせず無視。

 

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帰りに夕飯用に焼きとうもろこしを購入。20ルピー。

その場でとうもろこしを選んで焼いてくれ, かなりの塩が振りかけられた焼きたては美味しかった。

 

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ホテルの無料のティーバッグも当然ダージリン紅茶

いよいよ明日はダージリンへ向け出発だ。

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