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【世界旅ブログ】アジアの辺境・奥地へ

【マリファナ生えてる?】ヒマラヤ南麓横断旅5:パロでアーチェリー

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山からパロの市街へと戻る途中。

ガイドがアレはガンジャ大麻という。 

え?まじでそんな事あるの??と思うのだが, 普通の道端に普通にマリファナが自生している。

 

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あまりに当たり前に生えているため周りの風景にも完全になじんでいる。

ガイドの話ではブータンでは国内そこら中で生えているとの事。

ただし, 伐採するのは違法。見つかったら重刑で9年ほど刑務所に入るそうだ。

とはいえ灯りも完全にはないブータンでは夜中に採ろうと思えばいくらでも採れる気がする。

確かに過去ニュースでもブータンのドラッグ問題がフォーカスされたことがあった。

一部若者の間には流行っているそうだ。

こういったドラッグはインドから来るそうでテレビやインターネットの影響もあるそうだ。

news.yahoo.co.jp

そして昼食。

例によってバイキング形式。

流石に一山上り下りしてきたばかりのグロッキー状態であまり食べられなかった。

 

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パロの街中心部。

ブータン風家屋が通り沿いに建ち並ぶ。

 

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お土産屋も多いため勿論例のアレも売っている。

 

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町の中心部から程近い場所に市場があった。

 

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市場は大人の仕事場でもあり子供の遊び場でもある。

 

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唐辛子や野菜など食料品以外にもパロのお土産屋などで売られているであろう特産品も並べられている。

おそらく街中で買うよりここの方がはるかに安く購入できるだろう。

とはいえ自分の場合はこれからまだまだ旅が続くため土産物の購入は我慢。

 

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さて, やってきたのはアーチェリー場。

 

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両脇の11人のチームが二矢ずつ放つ。

ブータンのアーチェリー場では競技者の他にも横で見学する人が多数。

しかし矢の軌道のすぐ横でのんびり見ているが, どうみても危ない。

 

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ブータンでのアーチェリーはダツェと呼ばれる。

驚きなのが的までの距離。

国際的なアーチェリー競技では中学生で18-30m程度, 大人でも70m程度だが, ブータンでは130m程度と圧倒的に長い

しかもスコープなしの肉眼で的のどこに当たったのか見えているようで視力も半端じゃない。 

的の板にあたると2点, 真ん中の円にあたると3点, いたから外れても近くなら1点入る。

そしてブータン流では矢が2点以上に入ると伝統ダンスが始まる。

 

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11人チームの各人が二矢ずつ放つが, 両方とも板にあたると派手目な特別なダンスになる。

ダンスがあるので見てて飽きずに一時間程過ごしてしまった。

皆のんびり過ごしているが日本国内でのアーチェリーといえば矢が明後日の方向に飛んで行っても人に当たらないよう配慮されているのだが, 明らかにここは危ないのがずっと気がかり。

 

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弦を引くときに背中を大きく反らせる人がいる。

そして狙いを定めるのに, 弦を西洋式アーチェリーのような鼻先ではなく弓道のように頬横に構えるのがブータン流のようだ。

 

的に当てた時の踊りは日本でいうところの田楽踊りみたいなもので, ここでも祭りの時だけでなく田植えや家造りをする際に唄う

 

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一時間程登山の休憩がてら見学して次の場所へと出発する。

 

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次にやってきたのが外国人にして初めてダショーの称号をブータン国王から授かった

ダショー西岡が記念されている西岡チョルテン

ja.wikipedia.org

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ダショー西岡は農業学者でブータンの農業振興に多大な功績を遺した人物。

国立農業機械化センター内に記念碑がある。

hashim.travel.coocan.jp

 

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ダショー西岡の説明文。

 

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ダショー西岡はリンゴと桃を掛け合わせたり, 違うリンゴを組み合わせたりして品種改良に取り組んだそうだ。

 

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施設の出入りゲート。

なんか工事していると思ったら, この作業は近々秋篠宮家ご訪問予定がありその準備作業をしている最中であった。

 

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景勝地

 

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街の学校が山中にあった。

 

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生徒の通学も坂道。

 

続く。

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