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【世界旅ブログ】アジアの辺境・奥地へ

【ゴールデントライアングル】北部インドシナ縦断の旅その5:ミャンマーの秘境?

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ミャンマーの町タチレクへ入るため, 先ずはタイ側国境の町メーサーイを目指してチェンライからバスで移動する。

チェンライもかなり国境に近いが, ここまで行けばラオスミャンマーも目と鼻の先である。

  

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早起きしてバスターミナルへ向かうと途中では僧侶による托鉢の姿が見られた。

タイの都市部ではなかなか見られない光景なだけに随分田舎へ来たのだなと再認識。

そして15分程歩いて到着したバスターミナルではこれまで乗ってきた高速バスとは打って変わって, 冷房も付いておらず椅子の背もたれの角度も直角に近いのではないかと思えるタイの田舎らしいバスが待機していた。f:id:snowm-blog:20190519052849j:plain

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バスの中は暑いので当然窓を開けたまま走る。

乗客の中には少数民族の格好をした妙齢の女性もあり国境の近付きを感じる。

そしてしばらく走って辿り着いたメーソートでは眼前に大きな門が。

これが国境ゲートとなるようだ。

この後に知るがタイ側とミャンマー側では建物の大きさから外観までレベルが段違いであった。

 

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タイ側にいてもミャンマー風の化粧であるタナカをした女性をちらほら見かける。

もちろんミャンマー人が愛用するロンジーもはかれている。

 

門をくぐって出国審査を済ますが, 入国カードを紛失してしまっていることに指摘されて気が付いた。

それなりの罰金を支払う事となった。

(がよく考えれば一部懐に仕舞われた可能性も否めない)

境界へ進むと左側走行と右側走行が切り替わるポイントにて双方の車両が交差するため渋滞が発生している。

このポイントで順番に自動車が左から右へ, 右から左へと進んでいく。

 

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両国を分かつのは母なるメコン川

しかしながら, 下流雄大な光景とは異なり上流のここでは川幅も大したことはなく意外とあっけない。

 

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ミャンマー側の町タチレクThe City of Golden Triangleのキャッチフレーズで売り出されているようだ。

外国人に課せられる入国料を支払ってパスポートを預けて外へ出ると, トゥクトゥクドライバー達からガイドの声が掛かる。

あらかじめインターネットで調べておいた値段である200バーツを提示して最初に合意したガイドを頼む。

 

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ミャンマーでは国境前のメイン通りを外れると直ぐに舗装が不十分な道が現れる。

ここに駐車されていたトゥクトゥクへ乗り込む。

そしてガイドのお薦めに従って地元の寺院へ連れて行って貰う。

そこではなんと欧米人ツーリストが沢山いた。

こんな辺境まで旅人で溢れるとは意外な光景であったが, これもタイを含むメコン地域が欧米人旅行者に人気のためなのかもしれない。

 

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ミャンマー名物であるやたら電飾に彩られた仏像

他の国の素朴な仏像に慣れると非常な違和感を覚えてしまうが, 後光がさしているという意味があるのだろうか。

 

裏の建物では僧侶たちの生活の場も。子供も多い。

 

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丘の上にはまた別の寺院が。

こちらは電飾が使われておらず外国人も少なく落ち着いた雰囲気である。

地元の人達が中心のようだ。

 

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 なんとももやもやするデザインの人形。

その辺りにあったこじんまりとした屋台で食事をする。

お腹を壊す心配もあったが特に問題はなかった。

(といっても人によりけりとは思うので注意は必要)

 

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そして最後に来たのが少数民族

有名な首長族もいたらしいがこの日は閉まっていた。

なんとなく消化不良に終ってしまいそうだったが, 帰り道にトゥクトゥクドライバーが自宅へ寄ってくれた。

(とはいえ中に入ったとしても完全に観光用の見世物と化してしまっているため色々と考えさせられる場所でもあるようだ)

 

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外観を取り損ねてしまったが, なかなか立派なお宅であった。

ドライバーは孫にご執心の様子。

トゥクトゥクドライバーは結構儲かるのだろうか, あるいは息子が稼いでいるのだろうか, 周囲の家より立派であった。

 

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この家でしばらくゆっくりしてから, 国境へとまた戻る事とした。

別れ際に色々勉強させてもらったことの対価として多少のチップを含む240バーツを渡した。

何も食べていなかったので国境の市場でしばし休憩。

 

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タイ側に帰ってくる。

ここから国境横の市場へ入っていくと辺境地としてはなかなかの大掛かりな商店街が。

やはりミャンマー側との物流により売買が盛んなのだろうか。

 

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中にはこんなさびれた雰囲気の場所も存在する。

時間はまだお昼なのでメーサーイからソンテウに乗り, ゴールデントライアングルへそのまま向かうこととした。

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